謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は施設運営に各方面の皆様からのご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
乙巳の年の幕開けにあたり、皆様と共にこの一年をスタート出来ますことを大変嬉しく思います。
さて、「乙巳」とは、柔軟性と適応力を象徴する「乙」と、再生と変化を意味する蛇を表す「巳」が組み合わさっています。
この年は、努力を重ねて物事を安定させる縁起の良い年とされています。蛇にはたくましい生命力があり、脱皮をするたびに
表面の傷が治癒していくことから、再生のシンボルともされています。
このことから、長く続いた新型コロナウイルス感染症による閉塞感からの脱却やエネルギー価格等の上昇の沈静化を願う最
適の年とも言えます。
昨年は当苑における面会等の制限を緩和させて頂くほか、中止していた行事を再開するなど、徐々にではありますが、以前
のような状態に戻しながら、ご利用者の皆様に喜んでいただけるよう、様々な取り組みに努めてまいりました。
団塊の世代全員が後期高齢者となる本年も、超高齢社会の中で当施設が地域において果たすべき役割をあらためて熟思し、
職員一同力を合わせ、ご利用者様に安心と温もりのある生活をお届けできるよう尽力をつくしてまいります。
本年もどうぞ変わらぬご支援とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
結びに、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。
社会福祉法人 三重福祉会
北部陽光苑
園長 小林 祥徳
